THE HIGHEST PEAK

2017年11月29日2 分

青木ヶ原樹海は苔苔苔苔の世界

864年の貞観の噴火で大規模の溶岩流が流れ、溶岩流が冷えて固まり、その溶岩の上に長い年月をかけて森になっていった青木ヶ原樹海。何かと不気味な負のイメージが先行してしまっているが、最近では貴重な自然を生かしたエコツアーが頻繁に行われる場所。

私もツアーをしてます。https://www.the-highestpeak.com/vacation

青木ヶ原樹海にとって切り離せないものがある。苔ですね。樹海に入るとまず目に入るのが地面一面を覆っている苔類です。青木ヶ原樹海の広さは3000ha。よく広さで例えるなら東京ドームを使用するが、東京ドーム220個分。東京に住んでる方は感覚的にわかると思いますが、山手線の内回りくらい。その広大な樹海には苔が全体に生い茂っています。苔の楽園ですね。

苔類は世界で約20000種類、日本だと約1800種類が分布していると言われています。そのうち200種類が絶滅の危機にあるとか。

青木ヶ原樹海の南側には富士山がそびえ立ち、樹海から見たその奥には駿河湾が広あります。駿河湾から湿った暖かい空気が円錐型をした富士山に南側真正面からぶつかり、富士山の形の流れにそり、青木ヶ原樹海に湿った空気が流れ込んできます。富士山の周りで霧や雨雲が発生しやすい場所は朝霧高原と籠坂峠付近。富士山の南西側(朝霧高原)と南東側(籠坂峠)です。朝霧高原のすぐ横にあるのが青木ヶ原樹海です。また青木ヶ原樹海の湿度が高いのには富士五湖が近いことも関係していると言われています。

そのため、常に湿度が保てられ、苔や地衣類が発生しやすい環境になっております。実は青木ヶ原樹海の植物類の始まりは苔類や地衣類と言われております。

苔は他の植物に比べて地味な植物の扱いですが、苔に魅せられている人たちも多いです。私もそのうちの一人です。

ヒノキゴケやスギゴケ、イタチゴケ、ムチゴケとたくさんあります。

たまにはミクロの世界に入り込むのもいいかもしれません。

体を小さくしふわふわのヒノキゴケの上で寝てみたいものです。

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